おいしい文藝シリーズの『珈琲』編。
明治の文豪から現代作家までの珈琲にまつわる珠玉のエッセイが31篇収録されて
います。
本格的なサイフォン式、エスプレッソのイタリアン式。
淡雪のようなクリームが浮かんだウイーン式。
昔ながらの名店で味わう一杯や、はたまたインスタントの一杯。
苦味が効いていたり、酸味がたまらなかったり・・・。
珈琲を傍らに置いて読んでみたくなる一冊です。
本書と共にアロマに包まれた芳醇なひと時をお過ごしください。
著者:湊 かなえ、村上 春樹、内田 百閒 ほか
出版社:河出書房新社