なんとこの本を書いた著者は、小学6年生です。
テレビにも「日本の神様」博士として出演しているので、ご存じの方も多いかもしれま
せんね。
本書は、前半が「古事記」からのエピソードを抜粋したものになっており、細部まで
分かり易く紹介されています。
後半では、今までの集大成ともいえる、神様と神社についてのお話がこれでもかと言う
ほどの凄いボリュームで書かれていて、一読した自分も神様博士になれたかのような
錯覚をしてしまいました。
小学生レベルの自由研究の範疇を軽く超越しており、著者の博識ぶりには舌を
巻いてしまうほどでした。
文中のイラストも著者自身が描いていて、可愛らしい神様たちにほっこりと
させられます。
知っているようで知らないトリビアが満載なので、学生だけではなく、大人も楽しく
神社と日本の歴史に親しめる内容となっているのではないかなと思います。
著者:佐々木 秀斗
出版社:桜の花出版