コロナによる経済の損失額は、日本国内で10兆円から50兆円、世界全体では1,000兆円
以上に上ると推定されています。
そのような中にあり、アマゾンジャパンは衰退するどころか、この3年間で売上高を
1兆円近く伸ばしているといわれています。
しかし、その繁栄の影には、アマゾンからの低料金で発送される大量の荷物によって、
宅配業者が崩壊の危機にさらされているもまた真実です。
光が強ければ強いほど、闇は深いと言われますが、本書では、アマゾンの巨大物流セン
ターに潜入し、取材を行ってきた著者が見た闇の部分が余すことなく書かれています。
アルバイトは正社員を「アマゾン様」と呼ぶらしいですですが、アマゾン様達が仕える
「アマゾン帝国」に私たち日本人は支配されていくのでしょうか…?
著者:横田増生
出版社:小学館