鹿児島中央駅から稚内駅まで、ただただ駅弁を紹介しています。
鉄道がスピード化され、プラットフォームで駅弁を売る姿は少なくなりました。
乗車前に軽食を買うことも容易な今、それでも駅弁に魅せられるのは何故でしょうか。
車窓から眺める景色も、駅弁も、日常を離れた自身の心も、すべてが旅の思い出に
なるからでしょうか。
家族に作るBento文化が世界に広がっていますが、容器や具材で絵画を描くような
駅弁もまた素晴らしい文化です。
もし近くで駅弁フェアが開催されていたら、家庭で旅の雰囲気を味わうのも
いいかもしれませんね。
著 者: 櫻井 寛
出版社: 双葉社