「キレる」という言葉が市民権を得たのは案外最近ですが、
今や聞かない日がないほど日常的に使われています。
キレる人に悩まされる、または思わずキレてしまい後悔の念に
苛まれるといった経験をした人は多いのではないでしょうか。
本書では、そんな「キレる」のメカニズムと対処法を
脳科学者がわかりやすく解説しています。
キレるという行為は、人間にそもそも備わっているものであり、
その怒りの感情を活用することでより生きやすくなる・・
というスタンスで書かれた本書を読むと、
生きづらさが少し解消されるような気がします。
著 者:中野信子
出版社:小学館