60代後半の男性2人による、習い事体験記です。
それぞれが、料理や芸術、音楽や運動など、合計10の習い事に挑戦します。
世間には色々な教室が存在するものだと感心しました。
健康寿命を伸ばしてほしいと願う公共施設の講座もあれば、セレブ御用達の教室もあります。
内容だけでなく、教室の雰囲気、受講料もさまざまです。
また、教え上手の講師がいるように、教わり上手の生徒がいるということも知りました。
中には、かなり厳しく叱咤激励しながら教える授業もあるようですが、中高年には褒めて育てる方式が向いているかもしれません。
かつてない高齢社会。
「習い事」という扉を開けることで、世界が広がるのは確かなようです。
著者:吉川 潮、島 敏光
出版社:ワニブックス