かつてない高齢社会。全国で認知症の方は462万人、予備軍は400万人に達するといわれています。
認知症予防サポートネットは、多数の予備軍が認知症に進まないように、様々な取り組みをしています。
認知症は生活習慣と密接に関わると考えられています。
元気なうちに認知症に進まない習慣を身につけ、早期に発見することも大切です。
グループは年間150回ほど、認知症予防に特化した講座や実技を実施しています。
早く気づけば、早く治療が始められます。また、軽いうちに準備することも可能です。
早く見つける方法として、講座では次の4つのプログラムを行います。
①かなひろいゲーム
(すべてひらがなで書かれた物語を読み取りながら「あいうえお」だけに〇をつけ、拾いあげた「かな」の数を見るもの)
②物忘れ相談プログラム
③自分でできる認知症の気づき(兵庫県健康福祉部が作成)
④あなたの脳元気度チェック
公民館での講座、介護施設などのレクレーションではカルタも使います。
「思い出カルタ」は戦争体験、疎開先での生活、戦後の仕事と家族、子供のころの遊び、手伝いなどを美しい絵にした
いろはカルタです。「思い出」を語らう回想法に使えます。
「脳はつらつ人生カルタ」は今までの人生を振り返り、毎日の生活で思わず“くすっ”となるような、日常で思い当たる
愉快な出来事をカルタにしました。人生を語らいながら皆で楽しめます。
また劇団を結成し、コント劇「ぼけたらあかん」と「サギにご用心」を上演しています。
過去には、年に60回ほどの公演依頼が来たこともあったそうです。
年齢を重ねても明るく元気に過ごせるよう、工夫しながら楽しく活動しています。
グループ活動支援については → 活動のヒント
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