現代の日本では「死」は表に出ず、漠然とした不安や恐怖の対象です。
新型コロナウイルスの出現は「死」に対する概念も変えつつあるように思えます。
世界中で報告される死者の数、笑顔の美しい著名人の突然の訃報に、死は誰にでも
訪れるということを改めて思い知らされます。
本書には、生と死について48の問答が書かれています。
著者は五木寛之氏。
彼の著書への問合せは、当センターでも増えています。
彼の書くように、死というものを知ることで初めて、生きる意味を問うことが
できるのかも知れません。
著 者:五木寛之
出版社:宝島社