アベノミクスは成功したと言われ、高価なスイーツ店に並ぶ人たちを
ニュースで見ると、景気は良くなったのかもしれないと思うけれど、
どうも実感がわきません。
実は日本人の給料は下がっていると知ると、やはりと思います。
第1章では、給料の安い理由を働く側と雇う側、両面のコストと
リターンで考え、わかりやすく説明しています。
第2章からは、年金や消費などについてコストとリターンの
経済学が書かれます。
消費行動が大きく変化していく現代社会では、コストはトータルで
考える必要があります。
思考停止に陥らないためには、思い込みを捨てて知ることです。
経済学と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、
ぜひ読んでみてください。
著 者:坂口孝則
出版社:SBクリエイティブ