「たまには名画の本を読んで教養を深めようかしら」と手に取った方に警告です。
本書を電車の中で読んではいけません。
紹介されるのは、宗教画、神話画、歴史画、肖像画など、いずれも名画と呼ばれる作品ばかりです。
そこに主婦たちの心の叫びとも言えるせりふがつけられます。
いずれも「あるある」と共感するのを通り越して、ニヤニヤしたり噴き出したりしてしまうこと請け合いです。
「こんなせりふをつけるなんて、冒涜では・・」などという考えは捨ててください。
そして、せりふを楽しんだ後は、専門家による詳しい解説を読んで、じっくり名画を味わいましょう。
監 修:田中 久美子
出版社:宝島社