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大阪堂島米市場 江戸幕府vs市場経済

太閤検地以降、米は、大名の所領のサイズや武士の収入、年貢の額などを測る基準でした。重くてかさ張る米俵をどのように取引に使っていたのでしょうか。

 

実は江戸時代、大阪の堂島米市場では米切手という証券が発行され、取引に使われていただけでなく、先物取引まで行われていたというのです。

この、世界でも類を見ない金融市場は拡大し、それと同時に紛争も増えてきました。

 

本書には、資料の原文とその現代語訳が並び、より儲けようとする武士と商人、それに対する幕府の介入が生き生きと描かれています。

 

江戸時代の金融取引は、私たちの想像以上に先進的で成熟していたことがわかる一冊です。

 

 

著 者:高槻 泰郎

出版社:講談社

 

 

 

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2018年11月の新着図書です。

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