シリーズも7冊目、1人でも多くファンを増やしたいとの思いから、またまたご紹介します。
主人公のオリ―は、ホワイトハウスのエグゼクティブ・シェフ。
国賓晩餐会が迫る中、またもや事件に巻き込まれます。
国賓規模のディナーでは、ただ豪華で美味しい食事を提供するだけではダメなのです。
アレルギーはないか、また出席者にタブーとなる食材がないかまでも考慮します。
当図書室には日本の料理人の物語が多くあります。
彼または彼女たちならこんなふうに言うかもしれません。
「豪華な食材を使ってセレブのための料理をするのに疑問を持った。田舎で食材を生かし、誰もでに喜んでもらえる食堂を作ろう」と。
オリ―は違います。
困った同僚との関係に悩みながらも、現在の仕事に誇りを持ち、常に前に進もうとします。
気がつけば、いつもオリ―を応援してしまいます。
まだの方、ぜひ1巻から読んでみてください。
著 者:ジュリー・ハイジー
出版社:原書房