「ダーリンは外国人」シリーズでおなじみの2人が、妻のふるさとの岐阜で物作りを体験します。
作るのは、刃物、和紙、器。
本来は日用品である道具ですが、長い年月、機能を追求し続けることで生まれた美しさがあります。
2人の体験を通して、優れた道具とは何か、と教えられます。
夫妻がそれぞれの個性を生かした道具を作る過程を見ると、物づくりの楽しさや、伝統を伝えていく難しさがよくわかります。
同時に、道具作りに由来する数々の言葉も紹介され、一粒で二度おいしさを味わえる1冊です。
著 者:小栗佐多里&トニー・ラズロ
出版社:ポプラ社