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小津映画 粋な日本語

世界中にファンを持つ小津安二郎の映画を観たのは、彼が既に故人となり伝説となってからでした。「東京物語」から始まり、その後「彼岸花」など数作を観たのですが、最初から圧倒されました。

 

物語の舞台にかかわらず、普遍的な内容はもちろん、何と言ってもその映像美に魅きつけられました。

特有の低い位置からのカメラ、左右対称の部屋にアシメトリーに置かれた赤い小物。

村上春樹も書いている、縦に置かれた渦巻き状の蚊取り線香。

 

場面、場面がアートでした。

そして忘れてはならないのが俳優たちとその言葉です。

 

本書では小津映画に登場する言葉を、使われた場面、使った俳優と共に分析しています。

つながっていないかのように思える会話も、続けるうちにリアリティーが生まれるのです。中には、もう一般的に使われていない言葉も混じっています。

 

彼の映画で、複数の登場人物がこちらを向く場面を観たとき、ああ何て美しい人たちだろうと感嘆しました。

背筋を伸ばし、立ち居振る舞いのきれいな凛とした大人。

 

スタァと呼ぶにふさわしい彼(彼女)ら、粋な言葉、日本文化、小津安二郎・・

本書を読み、奇跡のような出会いを改めて実感しました。

 

 

著者:中村明  

出版社:筑摩書房

 

 

Special Voiceひとコトコメント

2017年5月の新着図書です。

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