「どうしてフツーのことができないの」と言われ続け、ネガティブ・クイーンに
なってしまった貂々さんは、精神科医の水島先生に「非定型発達」と診断されます。
もしもの話やマルチタスク、あいまいな事や計画外の事が苦手、応用力がない、
空気が読めない、などは非定型が原因でした。
非定型発達とは何かを知ることで、自分を理解し、周囲の人たちとの関わり方や
自分に向いた職業もわかるようになると言うのです。
自分に当てはまる場合、生きづらさを少しでも解消できるかもしれません。
当てはまらない場合も、もしかしたら近くにいる人を理解するきっかけになるかも
しれません。
そのためにも、まずは知ることが大切です。
著 者: 細川 貂々、水島 広子
出版社:創元社