日本史上最も有名な謀反人、明智光秀。
関わった土地では優れた領主として語り継がれ、近年イメージを覆す書籍が
次々出版されていますが、光秀を大河ドラマにという発表は驚きでした。
そんな光秀ゆかりの福知山に生まれた著者が、光秀への思いと、街の活性化を
目指し参加した大河ドラマ誘致について記したのが本書です。
遂に誘致が成功するまでのくだりは非常に興味深く、まちおこしに大河ドラマが
大きな役割を果たすことを知りました。
新型コロナの影響もあり、「麒麟が来る」では今後、福知山がどう描かれるかは
わかりませんが、こんなに熱い人たちがいる限り、まちづくりへの挑戦は今後も
続いていきそうです。
著 者:福島慶太
出版社:PHP研究所