イタリアンの人気店で、巨大な皿の真ん中の小さな窪みに、パスタがちょっぴり盛られてサーブされることがあります。
そんな時、「少なっ!」などと声に出さず、フォークに巻きつけながら優雅に食すべき…。
第1章を読むだけで、そんな食の呪縛から一気に解放してくれます。
あまりのゆるさに何度も「しょうもなぁー(関西弁で愛情をこめて)」と声に出してしまいましたが、内容はとても魅力的です。
「ここに目をつけましたか」という所を掘り下げる文と、おなじみの絵が、肩肘張らず純粋に食べることを楽しんでいいんだ、ということを教えてくれます。
著 者:東海林さだお
出版社:SBクリエイティブ