4年間に、0歳から5歳の人口増加が全国第5位になった明石市。
その期間に市長だった泉氏が、自治体経営について6人のプロや市民と語りあいます。
登場するのは、本書をコーディネートした湯浅誠氏を中心に、藻谷浩介氏、村木厚子氏、同じく市民参画の会議から市長になった清原三鷹市長、さかなクンといった、そうそうたる方たちです。
そんな一冊を印刷所に回そうとした時、あの暴言が発覚しました。
本書の冒頭には「予定通り出版すべきか悩んだ」との湯浅誠氏の言葉が書かれています。
問題となった発言の前後を含む文言を載せた、神戸新聞の記事とともに。
本書は、図書室利用者のリクエストにより購入しました。
市長が発した決して許されない言葉を念頭におきながらも、まちづくりのひとつの考え方としてぜひ読んでみてください。
著 者:湯浅誠 泉房穂 藻谷浩介 村木厚子 藤山浩 清原慶子 北川正恭 さかなクン
出版社:光文社