DV、アルコール依存症、過食症、拒食症などに苦しむ人たちが数多くいます。
不登校の子どもたちがいる一方で、苦しみながらも不登校を選ぶこともできない子どもたちもいます。
何代にも渡って、不幸が続く家庭もあります。
人は何故、これほどに悩み苦しむのでしょう。
何が人を縛りつけているのでしょう。
著者は長年家族の機能を研究してきた精神科医です。
本書は、彼の今までの言葉を集め、それぞれにわかりやすく解説をつけています。
読み進むうちに胸が苦しくなりますが、「あなたはしたいことをすればよいのです」という著者の言葉に、生きることへの後押しをされているような気がしました。
著 者:斎藤学
出版社:扶桑社